赤鼻のジミー

寝盗られ宗介5/28昼公演行ってきました！

席は2階の中央よりでお譲り頂いたもの。

舞台全体が見渡せるし花道も半分ほど見えたのでいい感じでした。

感想を一言でいうと難しいけど面白い！笑

宗介一座が公演を行っているシーンと公演の裏側のシーンの見分けがつかなくて頭がごっちゃになったし、公演のシーンは昔言葉だし早口が多くてはてなマーク満載でした。笑

でも演者さんの動きとか言い回しとかつい笑ってしまうようなところも多くて飽きがきませんでした。

1回見ただけではよくわからなかったので、もう一度見たいと思いました。

とっつーは主演ということもあり出演シーンも多いためか喉を枯らしてしまっており、セリフが聴き取りにくい所もありました。しかしとっつーの繊細かつダイナミックな動きや次々と変わる表情、そしてなんといっても眼力がそれをカバーしていました。

ジミー役の丈くんはああいった形の舞台は初なはずなのに馴染んでおり、全力でやっている姿に心打たれました。この舞台にかけている気持ちがそのまま演技に現れているようでした。

私は終始オペラグラスで表情を観察してたんですが、シーンを応じて喜怒哀楽をうまく表現していてすごいと感じました。言われなければ新人の若手俳優と言っても過言ではないくらいいい意味でアイドル臭を消している感じも良かったです。

またノブオさんとの絡みのシーンは関西人らしさ全開で爪痕残していたし、ダンスシーンではキレッキレで流石ジャニーズ！っていう感じでした。途中で見せたアクロバットも素敵でした。

きっとこの舞台を通してひと回り、いやそれ以上大きくなって関西に帰ってくることを考えると今後の活躍が楽しみです。

そしてそんな2人を支えてくれた俳優さん、女優さん。特に高橋由美子さんの存在はとても大きかったように見えました。彼女が居なければはこの舞台は成立していなかったのではないかと思います。とっつーと並ぶほどの出演シーンや長ゼリフ、それをほぼ完璧に演じ上げた姿は勇ましかったです。

他にも姜暢雄さん、酒井敏也さん、小川菜摘さんといったベテランの演者さんは安定感があり、とても印象的でした。

福田沙紀ちゃん、篠山輝信さん、三浦祐介さん、蔵下穂波ちゃん、冨浦智嗣くん、西井幸人くんといった中堅、若手の演者さんはフレッシュさや全力さなど舞台にかける熱い想いがびしびしと伝わってきました。

そんな演者さんの姿を見て、原作のつかさんこうへいさんや脚色,演出を行った錦織さん、スタッフさんを始めとする寝盗られ宗介に関わった全ての人の想いを感じました。

そのためかラストシーンが終わると自然と涙が溢れ、カーテンコールでぼろぼろと泣いてしまいました。

本当にあっという間でした。素敵な舞台をありがとうございました。再演があるなら是非また同じキャストで見たいです。

1ヶ月半の公演、お疲れ様でした！

ライブレポなど徒然なるままに。